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ピアノ万華鏡

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研究発表

今日は上野学園大学の「人と音」というシリーズの発表をしました。
タイトルは、「24の調の特性についての考察〜12音音楽と対比させて〜」です。
”調性”を考えることは、作曲家がその作品をどのような意図を持って構想し、表現や響きを求めていたのか、ここに演奏する際のヒントがあると考えています。

幼少の頃より、なぜ「ピアノソナタ◯◯調」と楽譜には書いてないのに調を表記するのか?という疑問を持っていました。
ウィーン音大で当初ついていた、今は亡きハンス・カン先生の1994年のコンサート(コンツェルトハウスでのツィクルス)では毎回1つの長調とその平行短調の作品をプログラミングして一年12回で全ての調を演奏するという企画がありました。タイトルは「多様な響きの色‐全ての調性の概観」(自分の訳)。そこからも24の調の特徴についての興味が膨らみました。

今までレッスンで師に教えて頂いたことなどをこの機会にまとめ、度々リサイタルでも取り上げてきたウィーンで生まれた12音音楽についても対比させて取り上げたい、という思いが今回形になりました。期日もあり追い込まれましたが、終わってみると達成感があり、やってよかった!!
最後は、シェーンベルク「6つの小品」より、と、シューベルト「3つのピアノ曲‐即興曲」の演奏で締めくくりました。
シェーンベルクのこの作品は、無調への道を切り拓いた重要な時期の作品。シューベルトは、亡くなる数か月前の素晴らしい作品です。

聴きにいらして下さった先生方、学生さん、生徒さん、ありがとうございました。
話すのが苦手なので、また最後にはこれもあれも伝えたい、という気持ちも出て、本番はうまく伝わったか…心配ながら、、、終わってほっとしているところです。

最後他の先生方のご質問、貴重なお言葉も踏まえ、今後また研究を続けていきたいと思います。
暖かな励ましのメッセージもいただけてうれしかったです。
本当にありがとうございました♪
人と音
会場の第1リハーサル(オーケストラ)室(リハーサルにて撮影)

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